Fether-Uke’s blog

丹羽 綵雪 ウクレレ調整・リペア 請け負い業

コンサートテナー黒柿

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コンサートテナーサイズの黒柿テナーウクレレ
このウクレレの調整には過去最高に手が掛かった。
フラットジョイントでナット/ゼロフレットとサドル/ブリッジが厚いので、弦高が非常識に高くなる。
到着するとやはり呆れるほど高い弦高だった。

作風は展示会で視て作者とも話していたので解っていた。
予想通りの大工事をまる1日。
しかし、作りの頑丈さは特筆。ブレイシングの位置やサイドブレイシングの起用などにも好感。
素材の選び方はピカイチ。
まる1日のリペア。
そして強力な戦力に加わる。

トップ落ちのリペアを行う

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ウクレレの「トップ落ち」の修理に成功した。

これで、ウクレレにとって致命的とも言える修正が可能になった。

「トップ落ち※」とは、張りっぱなしの弦の張力でブリッジが引っ張られ、大切な表板が沈んでいく、ウクレレにとっては致命的な経年変化であり破損である。

リスクが大きいことで楽器店の修理ではこれを受けてくれない。

いや、これは、業界では「修理不能」ということになっている。

ウクレレの致命的な経年変化の二点は以下。

1、ネックが「もと起き」する。 
  張りっぱなしの弦の張力でネックが起き上がって、弦高が高くなってしまうこと。
  ネックを切り離してジョイント部分を削り、再接着する大工事が必要。

2、表板が沈んでいく「トップ落ち」
  (上記※)

本体の大改造が必要な大怪我である。
(※トップ落ちで低くなりすぎた弦高はサドルを高くして補う。または高過ぎる弦高が低くなり、かえって弾きやすくなるので放置されるが、響きと強度などに絶大な悪影響がある )

この「トップ落ち」の修理に成功した。。。

ギターの場合は、この逆で、トップが膨らんでくる。
これを、なんとトップ表板に水を含ませて、乾かす段階でプレスしながら形を調えていく。(※ギターではごく希にこの工法を行うリペアマンも居るが、客の依頼で行うことはほとんど無い)

ウクレレの表板は、沈むので、中に木製のジャッキを入れて持ち上げてみた。

写真を見ると、最初、斜めのつっかえ棒が垂直になっているのが判る。
これにより内部の距離が広がったことを目視できる。

凹んだトップが平らになっている。

トップの木を水で湿らせる時には注射器で慎重に含ませていく。

指で少しずつたしかめながらのとても怖い作業だ。

成功した。
やるなら空気が乾いている冬場が勝負だ。

つまり、、、中古で「致命的な欠陥あり」として安く出ている器体にも希望が出てきたということだ。

1960年代のウクレレ

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スーパートーンという廉価ブランド。
細かな銀色の線は吹き散らしの様。

井の頭公園の失恋伝説と弁財天

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今、FB友たちとコメントのやり取りで思い出したことがありました。
吉祥寺、井の頭公園の池を『カップルで歩いてまわると、またはボートに乗ると失恋する』
というもので、これはテレビ番組にまで採り上げられたもはや都市伝説級のジンクスなんですね。
漠然と『あそこは女の神様で、カップルに嫉妬するからだよ』・・・なんて感じで記憶していました。
コメントを返すに当たってググると一発で井の頭公園の弁財天が出ました。

弁財天は・・・

以下ネットからの出典です。

 『七福神中の紅一点、琵琶を弾く妖艷な姿で現される弁財天(弁才天とも書く)は福徳・諸芸能上達の神として広く信仰されている。
 大黒天と同様、弁才天のルーツは古代インドの水の神サラスヴァーティーである。
インドでの弁才天(サラスヴァーティー)
 古代インドの水の神サラスヴァーティーのサラスは「水」を意味し、もともとは西北インドにあった大河の名前を指し、大河の自然としての偉大さ自体を神としたものらしい。さらに河がもたらす恵みから豊穣の女神となり、さらさらと流れる河の音が音楽を奏でるようだとの連想から、音楽の女神にもなる。』

子供の頃、私はこの井の頭公園の真ん中を通学路としていました。
音楽に現(うつつ)をぬかす私の多感な少年時代はこの女の神様の影響に違いありません。
妙に納得しました。(笑)

プロのライブの音響担当をします。

今月の第4日曜日は(なんと珍しく)31か月連続参加した『ブクレレ交流会』(池袋のロケットカフェで毎月開催されるウクレレのオープンマイク交流会)を欠席します。
ご依頼を頂き、プロプレイヤーである清水さんのライブのミキサー・PA音響担当をします。報酬ありのきちんとした仕事です。
簡素ですが自前の〈かなりナイーブな〉マイク類、ミキサーを持ち込んで最高の音響空間にしてやろうと考えています。
演奏内容は無論、それを活かす音場づくりを徹底的にやらせて頂きます。

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ウクレレ弾き語り。レベッカ/フレンズ

レベッカの『フレンズ』
https://youtu.be/aIP6yDhk_tw
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ウクレレ弾き語り。REBECCA / FRIENDS。
これは難しい。。。

1985年の名曲。レベッカの『フレンズ』。
Nokkoのヴォーカルは素晴らしい。
とてもウクレレ弾き語りには難しい曲。
30年以上経過していて、YouTubeに男性のカバーはプロ・アマ合わせて数人しかアップがない。
ウクレレ弾き語りで男性は私一人のようだ。キーもNOKKOさんと同じにした。
弾き語りプレイヤーの方々はどうか、カバーに採りあげてみて欲しい。

【野外ライブ】
ザ・ロネッツ『Be My Baby』
https://youtu.be/IIwzi7GXCT4

【オリジナル訳詞】
『Aloha 'Oe 2015/アロハ オェ さようなら面影』 原曲/リリウオカラニ女王
https://youtu.be/gtbrS-7arKk

【Cover Songs】
レベッカ『フレンズ』
https://youtu.be/aIP6yDhk_tw
大瀧詠一『さらばシベリア鉄道』
https://youtu.be/KtbDRZLX9aE
PUFFYアジアの純真
https://youtu.be/-1BWWZpf_PU
斉藤和義『歩いて帰ろう』
https://youtu.be/RV0Mg-xUs4Q
耳をすませば主題曲『カントリーロード
https://youtu.be/9cHidoHkwuk
となりのトトロ主題曲『さんぽ』
https://youtu.be/eNpRuiltQ3M
The BeatlesSomething
https://youtu.be/gEH2x5kmsR4

livedoor blog
http://blog.livedoor.jp/fether466/#ttps://youtu.be/aIP6yDhk_tw
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ウクレレ初心者用のテキスト45頁を執筆

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昨年の春、ウクレレに触った事のない初めての方々に向けてのワークショップ『東京ウクレレ初心者教室』のテキストが完成しました。
このワークショップを昨年、3回実施してみて得た事は幾つかありました。

①45頁に及ぶ詳細な画像図解入りのテキストですが、ワークショップを受けながら書き込んで完成させていく形のページが幾つかあり、冊子が一人歩きすると。。。
→初めての方々には理解できない頁がある。
→私自身の知識、伝達力が無いと勘違いされる。
勝手に用途をたがえ複写された上にマイナス点を指摘されるのではやらない方がマシですね。
《解決済み》
全ての頁を冊子が一人歩きしても解るように加筆、改定しました。

②私に掛かる経費と一般的なワークショップの収入のバランスがまったく合わない。2~3千円の会費を会場とシェアでは実施が難しい。雨が降って車で機材を移動したらその日の収支が逆にマイナスになる。
《解決(案)》
→時間をのばし、会費を 6,000円程度に設定する。
→法人などを相手にまとまった人数に実施する。
→テキストを有償にする。参加者にこのテキストを無償配布は不可能。
よく考えると当たり前でした。

③45頁のテキストを頭からさらうだけで 2時間では足りない。
《解決(案)》
→ 3時間以上にする。

《残された問題点》
ウクレレを普及する地方の団体(など)が1部を購入して100人にコピーを配るリスク。
被災地などへの冊子の供給は除外。
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